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ドナウ川をゴムボートで下る ② [アウトドア]

ドナウ川を下る2回目です。

<準備>
以前に何回か川くだりの話をした時に興味を示していた会社の同僚の、地図も買った、ゴムボートが売ってたという話をして、それじゃー本当にやろうかという事になりました。
その週末に同僚がゴムボートを買いました。

Sevylorのコロラドというカヌータイプのインフレータブルボートです。
http://www.sevylor.com/Colorado-Canoe-P1815.aspx
DSC09126.JPG
もっときちんとネットを調べれば良いのがあったような気もしますが、インフレータブルカヌーは結構高いです。
コロラドは品質の割りにコストパフォーマンスが良いモデルと思います。
実はSea Eagle FastTrackとうのも後から調べて、なかなか良いのではないかと想像しています。
でも、コロラドの全長は3.3mなので日本でモーターを取り付けても良いですが、Sea Eagleは長すぎて規制にかかってしまうので、そこが考えどころです。(カヤックなのでモーターを取り付けるほうが普通じゃないと思いますが。。)

ボートも買ったので早速出撃というわけには行きません。
そう、まだパドルとライフジャケット(PFDと言うみたいです)を買っていませんでした。

パドルを買いにネットで見つけたカヌーショップに行って話をしているうちに、実行する前に一度練習したほうが良いという風にアドバイスされました。そしたらどんなパドルを買えばよいかわかるだろうって。
そして、今回のウィーンからブラチスラバの川くだりについて貴重なアドバイスもありました。
多分6~8時間はかかるだろうって、風が逆に吹いていると川が流れていてもボートは逆流することもあるそうです。

そしてついに練習の日が来ました。
カヌーショップに行って、初めてボートを膨らませました。
練習といっても、特に何も教えてくれるわけではなく、インストラクターと一緒に緩やかな川を上って行くだけでした。
ここで初めてわかったことがあります。
インフレータブルカヌーは速度が遅いです。
カヤックの半分ぐらいのスピードしか出ません。つまりその分疲れます。そして当然目的地まで時間が余計にかかります。
これは悲しくなるぐらいの、速度差なんです。
その代わりですが、安定感がまったく違います。沈する(ひっくり返る)恐れはまずありません。
特に我々素人が初めて川くだりをするような場合には、大きなメリットです。
なおインストラクターが乗っていたのは、ドイツの老舗カヤックメーカーのPrijonのカヤックでした。

http://www.prijon.com/downloaduebersicht/english/index.html





約2時間の練習で疲労困憊状態でしたが、コロラドの操作には慣れました。
それにしても、水の上は気持ち良いです。

練習もしたので、明日ウィーンから下るという話をしたところ、インストラクターがかなりしつこく無謀だからやめたほうが良いとアドバイスしてきました。
99%問題ないけれど、何かあった際に対処できないかもしれないから危ないと。。
免許書取立ての人がポルシェに乗って飛ばすような感じだという、わかり易い?例えで諭されました。
そして、最終的にはよっぽど心配したのか、明日別の人と、ハインブルグからブラチスラバまで下るからそこにジョインしたらどうだと提案されました。
そこまで、言うならということで結局次の日の決行はあきらめ、ハインブルグからブラチスラバまでのショートトリップをすることにしました。

<つづく>

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